過去3回の投稿に続いて「SBI・S・米国高配当株式ファンド」検討の最終回。
SCHDの過去5年間の値動きをSPY, QQQ, DXJ と比較してみた。
過去3回の投稿も踏まえて、以下、(あくまでも個人的な)結論。
- 資産を増やしたいならばSCHDよりもS&P500のほうが素直な選択では?
- SCHD(に投資する投資信託)は分配金をキャッシュで欲しい人向けかな?
- 但し、SCHDとNASDAQ100併せ持ちで分配金と成長のバランス狙いもあり?
QQQの圧勝は納得としてSCHDはSPYより相当に劣る。これだけ差があると分配金を考慮してもSPYには到底追いつかないだろう。
意外だったのはDXJ。
このパフォーマンスに分配金が上乗せされると相当に良い感じになるのではないだろうか。たいていの日本株投信(ETF含む)よりもパフォーマンスが上回っていると思われる。DXJ は為替ヘッジ付のためドル円の為替金利差も良い方向に作用しているためだろう。
DXJ は日本株ETFといっても米国ETFのため為替リスクがあるが、それでも(為替レート次第だが)日本で流行っている日本株高配当投信orETFよりも魅力的かもしれない。但し、日米の為替金利差が続く前提。
2025年のNISA成長投資枠は、
- SBI・S・米国高配当株式ファンド
- NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489)
で埋めるつもりだったのだが、DXJも加えて3本立てにするか?
ただ、分配金を米ドルで貰うと円に交換するのが面倒。
(その操作自体は簡単だが為替差益を確定申告向けに管理しないといけないので)
ちなみに「NISAつみたて」枠は
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
で埋めるつもり(2024年もそうした)。手数料が高いが、つみたて枠で購入できるNASDAQ100銘柄が他にないので仕方がない。
前回までの投稿記事はこちら。